冬の函館・東北 青春18きっぷで行く温泉めぐりの旅~VOL 4「ストーブ列車とリゾートしらかみで行く不老不死温泉」
冬の東北・函館。白銀の世界に、湯気が舞う。
私、日本一の温泉地帯は東北だと思っております。酸ヶ湯・乳頭・銀山、数えるときりがありません。特に冬は最高。雪が舞う中での露天風呂は最高です。
今回は青春18きっぷで。
汽車に揺られ、町から町へ、温泉とお酒をめぐります。
VOL1「漁り火の露天風呂 湯の川温泉」
VOL2「函館フェリーで津軽海峡縦断 大間のマグロ」
VOL3「雪の弘前城・氷上の鶴の舞橋」
VOL4「ストーブ列車とリゾートしらかみで行く不老不死温泉」←今回のブログ
VOL5「秘湯 雪と静寂の乳頭温泉」
今日は、鈍行で五所川原 まで行って、ストーブ列車に乗って金木まで向かいます。なんですが歯の詰め物が急遽取れちゃって、歯医者行ってからの旅行開始というなんたる無残な行程に(笑)。そのため、ストーブ列車では、かの有名なスルメ焼きは叶わず、悔しさから車内の写真は撮っていません(笑)。悪しからず。。。
さて、金木に降り立つともう、太宰治推し推しムード一色。それを予想した僕は、あらかじめ津軽やら斜陽やら人間失格やら読み漁ってました。(笑)
そして、太宰治の生家がこちら。うーん、お坊ちゃんですねぇ~、立派な建物!!中も広いです。所詮、家でしょと思って期待していなかったのですが、まぁまぁ楽しめました笑笑。
さて、では金木駅に戻って、五所川原へ帰りましょう。帰りは鈍行で。ストーブ列車だと400円追加料金かかりますからね。。でも、こういう地方鉄道は先細りですから、こういう試みで、地方の足として何とか生き残ってほしいですね。
さて、次はリゾートしらかみに乗ります~♪五能線という路線、それはそれは過疎地域を走っており、採算取れないのですが、何とか乗客を確保したい思いで企画された、この観光列車。企業努力の甲斐あって、大人気なんですよ。青春18きっぷなので、特急券だけ発売日に購入しておきました。
リゾートしらかみは土日祝限定1日2-3便あります、車両は3種類あってこれは「ブナ」です。白神山地をイメージしたんでしょうね。
冬に白神山地に行くなら、トレッキングとかしたかったですね~、前に知床でやったのですが、空気も澄んでとっても気持ちいいんですよ~。ワカサギ釣りなんかも時期が合えばおすすめです。
クロスシートとボックス席があります。3人以上ならボックス席ですかね。青森から秋田方面なら右側、秋田から青森方面なら左側が海が見えるのでおススメです。昨年はほぼ満席でした~~。
この五能線、荒々しい日本海沿いを進むのですが、途中で上のような千畳敷で一時停車します。自然が作り出した、千枚もの石がびっしりと海岸に突き出ています。硬派って感じの景色。染み入ります。
さて、私たちは終点まで行かずに、ウェスパ椿山で下車し、今夜の宿に向かいます。その名も「不老不死温泉」!!
病気になりにくいとか老けないとかは全く知りませんが笑笑、ここの名物である日本海に突き出た金色の露天風呂、これには入りたくてたまらなかったんですよ笑。だってロマンの塊じゃないですか!!
しかもこれ、ホテルから少しだけ離れているので、極寒のなか走って向かわなければいけないんですよ、いやぁ、ほんと面白い!
晴れていたら、夕日とか朝日とか見れてもっとサイコーですね~~
という感じで、本日は津軽を駆け足でまわりました。最後に地元の食材がたっぷり使われた夕食を食べて、部屋で晩酌です☆